夢の話 多分パート1

偶然の講義が一緒になり仲良くなった大学生という設定で鶴ぼ/イドルが夢に登場。彼に淡い好意を抱いている僕、構内で彼とばったり遭遇しわくわくドキドキ、しばし歓談。しかし彼はどこか落ち着かない何だか焦っている様子。

理由を聞くと先程意中の女の子が近くを通り過ぎ、僕と一緒にいるところを見られて不都合だというのだ。その女性は僕も見かけたことのある、花形学部のゆるふわ女子だった。どうやら友達の紹介でラインを続けているらしい。デートも一回したと。彼は即座に彼女にコールし、さっき他の女性(僕)と仲良さそうに話してて気になったかもしれないけどただの友達だから、と弁明。彼女サイドは「そういう直ぐに気にかけてくれるところが嬉しい」との反応。恋が走り出したのを尻目に、ただのかませ犬、或いはそんな悪役にすらなりきれないモブの僕は、夢の中で結局所詮僕は主人公にはなれないのだと哀愁を感じるのであった。同時にいつまでも陰キャ陽キャだ、惚れた腫れたに心を揺さぶられる僕自身の卑しさを酷く浅ましく思うのであった。この夢は僕になにを教えようとするのか。はたまた自己の投影であるのか。哀れなアクマに魂の救済を......